プエルトリカンであるが故/フアン・マヌエル「フアンマ」ロペス

フアン・マヌエル「フアンマ」ロペスという男はあまりにプエルトリカンすぎた。 続きを読む

Mr.ソクラテス/マービン・ハグラー

内山の記事でボクシングをみてるとランニングマシーンの退屈な時間もあっという間に過ぎると書いたが、はじめてそれに気づいたのがマーベラス、マービン・ハグラーの試合でした。「Mr.ソクラテス」というのは個人… 続きを読む

アウト・オブ・コントロール/カルロス・モンソン

我々の社会は、女性を殴ったり暴力を振るう男を偶像化するクレイジーなバカ社会である。お洒落を教えたり、少しは上手に話すことを教えても、考えることを教えなかったバカ共、全ての女性を殴ったと言ってもゾッとし… 続きを読む

偉大なる臆病者/ウィラポン・サハプロム

長谷川には、1回殴ったら2回殴り返された。2回殴ったら3回殴り返されました。僕が戦った時は若くてフレッシュでエネルギッシュで力が漲っていたのだとおもいます。 西岡は、すごく速くて、捕まえるのが難しかっ… 続きを読む

コロンビアの誇り/(Kid Pambelé)アントニオ・セルバンテス

アーロン・プライヤー 「キャリアを振り返ると彼が一番だったとおもう。セルバンテスにはプロで100戦のキャリアがあった。10年間、2団体で王者に君臨していた。初回に俺はダウンして立ち上がり逆転KOしたん… 続きを読む

夢を見るな、夢になれ/(Tuurrific=やばい)レジリオ・ツール

知ってる人はいるだろうか? 彼は決して誰に負けるわけでもなく、底知れぬ才能を宿したまま、この世界を去っていった、やばい奴だった。 続きを読む

青い空の真下/坂本博之

こんなはずじゃなかっただろ? 歴史が僕を問い詰める まぶしいほど青い空の真下で 続きを読む

風のHipster(ヒップスター)/畑山隆則

やんちゃで熱く、期待を裏切らない、人々がアスリートに求める要素を全て持つ彼は、全力で時代を駆け抜けた。 畑山隆則(24勝2敗3分19KO)アジア以外のボクシングファンは畑山のことはあまり知らないかもし… 続きを読む

サンディニスタの猛牛/El Bufalo(バッファロー)ロセンド・アルバレス

全階級、歴史上屈指の芸術的ボクサー、リカルド・ロペスのすぐそこ、表裏には、もう一人の偉大なミニマムがいた。 続きを読む

0勝73敗 グッドラックルーザー/ベキシェ・モヨとエリック・クランブル

私はもう眠らなければならない。みんなを愛しています。みんな良い子でいてね。 続きを読む

悪魔が来りて笛を吹く/エドウィンDinamita(ダイナマイト)・バレロ

バレロは自殺したのではなく、刑務官たちに殺されたんだ。 続きを読む

天まで届け/ブラック・マジック・マン/トラベール・マジオン(メイジオン)

彼の共感力、成熟度は24歳を超えていた。 オルティスは、この日の夜に25歳になったはずのマジオンにバルガスとの戦いを捧げると語った。 続きを読む

猿の子供/柴田国明

エディは魔法のようなモチベーターで、ビラフロアとの再戦とは違ってとてもいい気分で試合に臨むことができた。この勝利は本当にファンへのプレゼントだった。いつものように祝杯をあげたが、正直なところ、興奮とい… 続きを読む

6オンスのオデッセイ/アキーム・アニフォウォシェ

アニフォウォシェにとって、彼が夢にまで見たタイトルを手にするきっかけとなったオデッセイは、ナイジェリアのラゴスから始まった。 続きを読む

野心は自暴自棄に、期待は諦めに/不倒のコブラ アルフレッド・コティ

野心は自暴自棄に、期待は諦めに変わっていた。 続きを読む

一杯のコーヒー/シュガー・レイ・ロビンソン

ロビンソンに関しては、1000杯のコーヒーでも足りないほどのエピソードがありそうだから、これはほんの一口。 続きを読む

永遠のライバルに恵まれたヒーロー/(ベビーフェイス・アサシン)マルコ・アントニオ・バレラ

大橋秀行はリカルド・ロペスと戦ったから偉大なキャリアに箔がついた。 当時の川島なら勝機はあったかもしれない。 続きを読む

シリアに枯れた涙/タリク・アブドゥル・ハック

タリク・アブドゥル・ハックはコモンウェルスゲームズの表彰式で涙を流し、2人の世界ヘビー級王者と戦った後、ボクシングから去った。 続きを読む