こちらもメイウェザーの記事と同じで、デ・ラ・ホーヤのバイオグラフィー的なものではありません。過去のライバルに触れたインタビューのみ、見つけたので紹介したかったのです。メイウェザーのようにそれは全て俺さみたいな事にはなっていないのでご安心を・・・
オスカー・デ・ラ・ホーヤは、メキシコ系アメリカ人の元プロボクサー。名の「De La」は英語に訳すと「of the」であり、『Hoyaのオスカー』となる。アメリカ合衆国カリフォルニア州イーストロサンゼルス市出身。アマチュアでは1992年バルセロナオリンピックライト級で優勝(金メダル獲得)、プロでは史上初の6階級制覇を成し遂げるなど、アマ時代からエリート街道を驀進してきたその成功ぶりから「ゴールデンボーイ」の異名を持つ。
ボクサーとして、数々のビッグマッチを経験した世界屈指の人気選手で、端正なルックスから女性の支持も高かった。その活躍の場はリングだけにとどまらず、歌手デビューも果たしグラミー賞にもノミネートされた。引退後は、自らプロモーション会社「ゴールデンボーイ・プロモーションズ」を立ち上げ、ボクシング業界の一大勢力へと成長した。
6歳からボクシングを始めるが、従兄弟とのボクシングでいつも打ちのめされていたことから当初はボクシングが嫌いだったとのことだが、試合に出始めてからは4年5か月もの間敗戦を経験しないなど、アマチュア時代から既に非凡な才能を見せる。アマ時代の通算戦績は234勝(163KO・RSC)6敗。6敗のうち2敗はシェーン・モズリーに敗れたものだった。
名前の響きすらカッコいいとおもっていたけど、それじゃぁ本名はオスカー・ホーヤなのかな、一気に萎える・・・
目次
ベストボクサー パーネル・ウィテカー
ディフェンスの達人でとらえどころがなく。パンチを当てるのがとても難しかった。とても滑らかだった。
ベストパンチャー アルツロ・ガッティ
永遠の子供、安らかに・・・アゴにクリーンヒットをもらっていないから大丈夫だったけど、彼のパンチは恐ろしく重かった。アイク・クオーティーよりもパンチが強かった。手に何か入れてるんじゃないかとおもうほどだった。
ハンドスピード マニー・パッキャオ
ボクシングの教科書にないスタイルで奇想天外、様々なアングルからパンチが出てくる。それが彼を困難なファイターにしてるんだ。
フットワーク パーネル・ウィテカー
非常にとらえどころがない。大した労力もなくナチュラルに簡単に相手を空回りさせる。全ての起点はフットワークから生まれる。
ベストディフェンス パーネル・ウィテカー
彼に決まりです。とても滑らかでとらえどころがない。あのディフェンスを突破するのは困難だ。
ベストチン フリオ・セサール・チャベス
再戦ではかなりパンチを当てたけど、どうすればこの男は倒れるんだと呆れたよ。
ベストジャブ アイク・クオーティー
信じられないようなジャブの名手だった。すごいのはしっかりと脇を締めてジャブを打つんだけど時に空砲も混ぜてくるんだ。それに普通は気づかない。彼のジャブはパワフルでそれが最大の武器だった。本当に痛いジャブだった。刺すようなジャブじゃない。ハンマーの嵐のようだった。
屈強 フェルナンド・バルガス
体重が重いと感じた。ただただ強靭でコントロールするのが難しかった。パンチも重くて強かった。ソリッドな男だった。何が起きたかはみんなも知ってる通り、彼は墓穴を掘った。
https://www.youtube.com/watch?v=fsOswYvSgsU
スマート バーナード・ホプキンス
彼は頭脳的なファイターだ。相手の意識に入り込んでくる。記者会見の席で彼はいつも礼儀正しくて紳士だった。トラッシュトークなんてしない。試合後に気づいたんだ。彼は決して相手を怒らせない、怒ってガンガン仕掛けてくるのが嫌だったんだ。彼は相手からのプレッシャーを好まない。3分間も必死に戦うのが嫌だったんだ。とても頭がいいよ。
https://www.youtube.com/watch?v=5cWAfcf53rw
総合 チャベス
彼は全てを兼ね備えていた。アウトボクシングもファイトもでき、鉄のアゴと鉄の意志も持つ。完全パッケージだよ。俺が戦った時彼は25歳ではなかったけど、それでもまだエリートファイターのままだった。
なかなか興味深い内容です。
ガッティはエキサイティングな倒し屋でしたが、クオーティーよりパンチが強いというのは疑問符がつく。ホプキンスは3分間戦いたくない。欺き、ごまかしながら彼は1ラウンド3分のうち、1分くらいしか本気でファイトしていなかったのかもしれない。ベテランは運動量、勢いというのが嫌なのだろう。
オスカー・デ・ラ・ホーヤは経歴もルックスも申し分ないヒーロー、アイドルだったが、ファンの期待に応えベストと言われる相手とベストな時期に戦った本物の戦士と言える。(多少の駆け引きもあるだろうが)。全てのボクサーが彼と戦いたい。夢とお金を追いかけた。いつの時代もそういう「ゴールデン・ボーイ」がボクシング界には必要だ。
マネーメイウェザーは入ってないのか、
king’of’PPVの座を奪われカネロへの移行にも失敗して嫌いだからかな。
パエス、ルエラス、エルナンデス、チャベス、ミゲルアンヘル、ウィテカー、クォーティー、トリニダード…、対戦相手も強豪が多かったので見応えがありました。
煌めくようなコンビネーションと、ここぞと言うときに炸裂させる左フック、無酸素ラッシュ、経歴、ルックスも含めてあそこまで華やかな選手はなかなか出てこないですよね。
クォーティー戦の12ラウンドはさながら漫画のような展開で興奮しました。
>ベストと言われる相手とベストな時期に戦った
ウィテカ、トリニダード、ホプキンス、メイウェザーに対してはそうかもしれません。
が、他はそう思えません。
S.フェザー時代>ヘナロ(WBA)、ネルソン(WBC)、モリナ(IBF)から逃げて当時まだマイナーなWBOブレダル兄に挑戦
ヘナロ、モリナとはライトに上げさせてからやっと対戦
ライト時代>ロートルのパエスとWBO決定戦
線の細いルエラス弟(IBF)にはまぁ勝ったが、ナザロフ(WBA)、東京三太(WBC)からは逃げた
三太とはS.ライトに上げさせてからやっと対戦
S.ライト時代>ランドールに壊されたチャベス(WBC)に挑戦
チュー(IBF)からは逃げた
時期的に微妙なんで逃げたとまでは言わないけど、ランドール(WBA)ともやらなかった
ウェルター時代>やや下り坂だが、ウィテカ(WBC)に挑戦したのは立派
まぁパンチは当たらなかったが
この頃からは本当に強さを感じるようにはなった
ただし、ロペスに叩かれてブランクを作った頃のクォーティと戦ったのはズルいと思った
ティトとやったことは認めるが、案の定、勝てなかった
S.ウェルター時代>カスティジェホ(WBC)に勝ったのは業績
ミドル時代>3団体統一王者ホプキンスからは逃げて、あえてWBOの当時全く無名のシュトルムとやって疑惑の判定で名前だけの6階級制覇を謳った
当然ホプキンスには屈辱的に負けたが、まぁ戦ったことは立派
リアルタイムでデビュー戦から見て来た者としては、こういった印象です。
デビューから複数階級、記録を作らせるための選手だったとおもうからそういう計算はあったとおもいます。スーパーフェザー級の体格じゃないのに、少しでも複数獲るためにはじめたんだとおもうし。一応ほぼほぼみんなと戦ったのは偉いなぁと。チューやロペス友見たかったけど、カネロVSチャーロくらいの事はやった。
名乗るのを忘れておりましたが、批判的に書いてる長文は私です。失礼しました。
デラホーヤvsクォーティが名勝負だったことには全く異論がありませんが、生放送で見ていた当時、私が感じたことを、粂川麻里生さんが書いてくれていたことが嬉しかった覚えがあります。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kumekawa/columne7.htm
残り1分50秒あたりに放ったクォーティの右フック、クォーティを応援していた私には、その後のクォーティの対応がじれったくて惜しまれました。
やはり勝負根性はデラホーヤの方があったということでしょう。
ガッティは、ディフェンスに難はあったけど、
パンチは勢いよく振り抜いて打ってたし、当たればクォーティより強かったってのは別に不思議ではないかな。
クォーティ自体、ワンパンチの威力が凄いってタイプでもなかったし。