タイ 爽やかな笑顔の向こう側/(イーグル)デン・ジュンラパン 2025年3月30日 日本の人々に助けられて世界チャンピオンになれたという気持ちからも試合では“日本とタイの代表”として戦っており、トランクスにはタイと日本の国旗が入っていた。 (イーグル)デン・ジュンラパンは忘れてはならない天才だった。... プクー
タイ 闘い続ける理由/シリモンコン・シンワンチャー 2025年3月29日 マニー・パッキャオの映画が最近フィリピンで公開されたが、タイのボクサー、シリモンコン・シンワンチャーが導いたジェットコースターのような人生のスライドと比較すると、パッキャオの信じられないほどのサクセスストーリーでさえ平凡にみえてしまう。闘うことは嫌いだと公言していた少年は、闘い続けるしか術がなかった。... プクー
タイ ダイヤモンドの囚人/(Petch=宝石)アムナット・ルエンロン 2025年3月22日 訳あって、32歳という普通のボクサーならば引退もちらつく年齢になってプロになったアムナット。あっという間に駆け抜けたキャリアだったが、世界王者となりベルトを5度防衛、井岡やゾウ・シミンよりも極上だった。... プクー
タイ ドワーフジャイアント最後の花火/The Wolf(狼)ワンヒン・ミナヨーティン 2025年3月22日 いったい日本人の何人が彼の前で敗れ去っただろうか、借りは返さなければならない。 小さな巨人は引退へのカウントダウンに向けて、空を飛び、日本にもやってくるつもりだ。... プクー
タイ 桃色無頼漢/(桃色の左)センサク・ムアンスリン 2025年3月12日 規格外のボクサー、ボクシングだけみると遅く、下手にみえるが、ムエタイで培った技術、トリッキーさ、そして無類のタフネスと超強打、懐の深さ、とにかく体格で劣る者にはムチャクチャやりにくそうなスタイル全開の王者といえよう。アッパーが強いのも恐ろしい。 アマチュアをみても、超エリートがタイ人に負けていたりムエタイのスターがその... プクー
タイ ユーリとパッキャオの狭間で/チャチャイ・サーサクン 2025年3月10日 そんな時代の本格派タイ人王者チャチャイ・サーサクンは、しかしその後キャリアを続け69戦65勝40KO4敗まで現役を続けた。... プクー
タイ 微笑みの国の巨匠/(デスマスク)ウィラポン・サハプロム 2025年3月10日 暗いテーマが続いたので明るいテーマを。けれど微笑みの国からきたこの男のニックネームはデスマスク。日本人の宿敵のはずが、結果的には日本人に愛され、尊敬される存在になった。それは彼の人格、ボクシングを超えた真摯な人間性によるものだ。... プクー
タイ 星のバンザイ王子様/ムアンチャイ・キティカセム 2025年2月26日 日本人にもお馴染みのと書いて、相手をしたのは日本人ではなくユーリだけだったのだな。(最後の余計な試合を除いて)そしてこんなに短く駆け抜けた王者であったのだ。ユーリだから勝てたのであって他の日本人には無理だったであろう。バンザイ王子というのは私がつけたニックネームです。... プクー
タイ 銀河鉄道のナイトクラブ/カオサイ・ギャラクシー 2025年2月21日 残念なのはなじみあるボクサーの記事をみてもあまり日本人について書かれていません。印象に残る強敵ではなかったからか、プライドか、SuperFlyなどが盛り上がり、カオサイのワールドワイド版と期待していたシーサケットはサウスポーを捨てて自爆しました。 今でもこの怪物と現代のスーパーフライ級が戦う姿をあまり想像できない。 速... プクー
タイ 赤い帽子のライオンハート/(コン)ポンサクレック・ウォンジョンカム 2025年2月21日 マイケル・カルバハルと戦ってみたかったけどチャンスはありませんでした。それはただの夢で終わりました。今は妻と共に助け合い、支え合って静かに暮らしています。... プクー
タイ ウィラポン・サハプロム 偉大なる臆病者/ウィラポン・サハプロム 2025年2月16日 長谷川には、1回殴ったら2回殴り返された。2回殴ったら3回殴り返されました。僕が戦った時は若くてフレッシュでエネルギッシュで力が漲っていたのだとおもいます。 西岡は、すごく速くて、捕まえるのが難しかったです。... プクー