銀河鉄道のナイトクラブ/カオサイ・ギャラクシー

残念なのはなじみあるボクサーの記事をみてもあまり日本人について書かれていません。印象に残る強敵ではなかったからか、プライドか、SuperFlyなどが盛り上がり、カオサイのワールドワイド版と期待していた… 続きを読む

赤い帽子のライオンハート/(コン)ポンサクレック・ウォンジョンカム

マイケル・カルバハルと戦ってみたかったけどチャンスはありませんでした。それはただの夢で終わりました。今は妻と共に助け合い、支え合って静かに暮らしています。 続きを読む

偉大なる臆病者/ウィラポン・サハプロム

長谷川には、1回殴ったら2回殴り返された。2回殴ったら3回殴り返されました。僕が戦った時は若くてフレッシュでエネルギッシュで力が漲っていたのだとおもいます。 西岡は、すごく速くて、捕まえるのが難しかっ… 続きを読む

爽やかな笑顔の向こう側/(イーグル)デン・ジュンラパン

日本の人々に助けられて世界チャンピオンになれたという気持ちからも試合では“日本とタイの代表”として戦っており、トランクスにはタイと日本の国旗が入っていた。 (イーグル)デン・ジュンラパンは忘れてはなら… 続きを読む

闘い続ける理由/シリモンコン・シンワンチャー

マニー・パッキャオの映画が最近フィリピンで公開されたが、タイのボクサー、シリモンコン・シンワンチャーが導いたジェットコースターのような人生のスライドと比較すると、パッキャオの信じられないほどのサクセス… 続きを読む

ダイヤモンドの囚人/(Petch=宝石)アムナット・ルエンロン

訳あって、32歳という普通のボクサーならば引退もちらつく年齢になってプロになったアムナット。あっという間に駆け抜けたキャリアだったが、世界王者となりベルトを5度防衛、井岡やゾウ・シミンよりも極上だった… 続きを読む

ドワーフジャイアント最後の花火/The Wolf(狼)ワンヒン・ミナヨーティン

いったい日本人の何人が彼の前で敗れ去っただろうか、借りは返さなければならない。 小さな巨人は引退へのカウントダウンに向けて、空を飛び、日本にもやってくるつもりだ。 続きを読む

桃色無頼漢/(桃色の左)センサク・ムアンスリン

規格外のボクサー、ボクシングだけみると遅く、下手にみえるが、ムエタイで培った技術、トリッキーさ、そして無類のタフネスと超強打、懐の深さ、とにかく体格で劣る者にはムチャクチャやりにくそうなスタイル全開の… 続きを読む

ユーリとパッキャオの狭間で/チャチャイ・サーサクン

そんな時代の本格派タイ人王者チャチャイ・サーサクンは、しかしその後キャリアを続け69戦65勝40KO4敗まで現役を続けた。 続きを読む

微笑みの国の巨匠/(デスマスク)ウィラポン・サハプロム

暗いテーマが続いたので明るいテーマを。けれど微笑みの国からきたこの男のニックネームはデスマスク。日本人の宿敵のはずが、結果的には日本人に愛され、尊敬される存在になった。それは彼の人格、ボクシングを超え… 続きを読む

星のバンザイ王子様/ムアンチャイ・キティカセム

日本人にもお馴染みのと書いて、相手をしたのは日本人ではなくユーリだけだったのだな。(最後の余計な試合を除いて)そしてこんなに短く駆け抜けた王者であったのだ。ユーリだから勝てたのであって他の日本人には無… 続きを読む