我は神の子/「Prince」ナシーム・ハメド Vol.3

続きを知らず書きながら熱くなってしまいました、このシリーズもいよいよ佳境・・・ ハメドVSケリーのフェザー級の夢の対決は出来過ぎた映画のようなドラマチックな展開を迎える。 素人の少年ポール・マリナッジ… 続きを読む

我は神の子/「Prince」ナシーム・ハメド Vol.2

昨年、HBOはボクシングの歴史の幕を閉じ、数々の名勝負を過去のマスターピースとして封印しました。しかしこの当時のHBOがいかにボクシングに、ハメドに本気だったかがよく伝わる記事になっています。例によっ… 続きを読む

我は神の子/「Prince」ナシーム・ハメド Vol.1

いつもの回想インタビューはないけれどどうしても取り上げたいレジェンドなので全3回か4回に分けてお届けします。ナシーム・ハメド、彼こそ観ていて一番楽しい、驚異的、ミステリアス、ミラクル、ボクシングを好き… 続きを読む

Acquired taste ( だんだん好きになる味 )/(The Hitter)ジュニア・ウィッター

ジュニアはAcquired taste ( だんだん好きになる味 ) なんだ。誰もジュニアと戦いたがらない。相手がいない。 続きを読む

太く短く逃げ出さず/The Hitman(殺し屋)リッキー・ハットン

ハットンに関しては様々な情報や思い入れがあるだろうが、一度整理しておくことにする。 続きを読む

刹那のダイヤモンド/『The Avoided』ジュニア・ウィッター

キャリアで何を達成したかといえばそれはまったく別の話になる。どのような機会を、いつ得るかだ。 続きを読む

ライオンキング/(ライオン)レノックス・ルイス

一番熱い、人気のヘビー級王者ではなかったかもしれないが、一番強かったのは認めなければならない。ライバルの中で圧倒的に一番の結果を残した難攻不落の偉大なヘビー級統一王者だった。 続きを読む

リングは哲学を超越する/(シンプリー・ベスト)クリス・ユーバンク

そして最後にユーバンク、私の自己満足もこれにて終了。ナイジェル・ベンのような狂犬を倒し出てきたのはユニークな顔をした得体のしれないファイターだった。当時は意味がわからなかったが、ベンにない個性と特徴を… 続きを読む

哀しき狂犬病/(ダーク・デストロイヤー)ナイジェル・ベン

怖くて観れない試合がある。ナイジェル・ベンVSジェラルド・マクラレン。 ジェラルド・マクラレンは恐らく史上最高のパンチャーで今のゴロフキン以上だろう。狂犬のようなベンが牙をむき、マクラレンは障害者とな… 続きを読む

坂道や悪路を走った後には/奇跡の人(The Force)マイケル・ワトソン

聖バレンタインデーの虐殺、スリラー・イン・マニラ、モントリオールの乱闘、それらの歴史を作った偉人には共通の特徴がある。熱き心、願望、強い意志・・・それらをどんなに足しても、元2度の世界挑戦者、マイケル… 続きを読む

ジ・インビジブル・イップマン/ヘロール・グラハム

ブルースリーの師匠が「イップマン」なら、ナシーム・ハメドの師匠がこの「ヘロール・グラハム」だ。ハメド、ネルソン、ウィッター、ブルック、ハスキンス、バーネット、ジョシュ・ケリー・・・彼らに通じる、スタイ… 続きを読む

我は神の子/「Prince」ナシーム・ハメド Vol.4

神の子、ハメド、遂に最終章です。書く前は我々にとっては印象深いアメリカデビュー後の活躍、オギー・サンチェス戦の戦慄のノックアウトや、まさかのバレラのハメド攻略こそがハイライトなのかとおもっていましたが… 続きを読む