NEW! メキシコ ミスター・ノックアウト/ルーベン・オリバレス 2025年4月2日 ルーベン・オリバレスは、歴史上最もエキサイティングな、そして最も優れたファイターの一人として、懐かしく記憶されている。... プクー
NEW! メキシコ 人生の意味/El César del Boxeo(ボクシング界のシーザー)フリオ・セサール・チャベス 2025年4月2日 お金、女性、名声、家、車、ヨット、男が望む全てを手に入れましたが、それは私の人生に何も意味を与えませんでした。私は何も感じなかった。だから私は何をしたのか?この世でできる最も愚かな事をしました。... プクー
メキシコ 日陰の太陽/(El Zurdo=左利き)ホセ・ルイス・ラミレス 2025年4月1日 「メキシコでボクサーになるということは戦士(ウォリアー)でなければなりません。」マルコ・アントニオ・バレラ... プクー
メキシコ 不屈のLa Zorrita(キツネ)/ウンベルト・ソト 2025年3月30日 常に自分自身に挑戦するのが好きなんだ。その頃、家族を助ける唯一の方法がボクシングだった。まともなトレーナーもプロモーターもいなかった。しかし、私は決して辞めず、あきらめなかった。... プクー
メキシコ pickup 無知の涙も枯れて/(ラカンドン)ビクトル・ラバナレス 2025年3月29日 カメラのフラッシュ、美しい女性、20日間のパーティーが遠くにあった。イダルゴ駅の入り口近くで叫ぶその男にもはや過去の面影はない。かつてその男が世界チャンピオンだったことなど誰も知らない。大都市のつぶやきのように、フランネルを振って叫ぶ男の声が聴こえるだけだ。... プクー
メキシコ むき出しの言語(拳)/Baby Face Assassin(童顔の暗殺者)マルコ・アントニオ・バレラ 2025年3月28日 モラレスVSバレラの三部作について何が言えるだろう?それはある意味彼らの遺言状だった。彼らは互いに憎しみあって36ラウンドの歴史を作った。暴力、勇気、後退することを拒絶した。... プクー
メキシコ 隻眼の魔術師/(マグニフィコ)イスラエル・バスケス 2025年3月28日 やりきったといえるボクシング人生だったので神に感謝している。願わくば永遠に若く、怪我無く健康でありつづけたかった。ボクシングだけが私の情熱だから。... プクー
メキシコ もう一人のオスカー/Chololo(チョロロ)オスカー・ラリオス 2025年3月28日 マニー・パッキャオはキャリアを通じて2人のオスカーと戦いそれぞれに勝利を収めた。1人はスーパースター、生きる伝説とみなされ、もう一人は過小評価されたファイターだった。しかしパッキャオに厳しい試合を強いたのは後者だった。... プクー
メキシコ メキシコの鏡と影/(ヒバロ=やせこけた)ラウル・ペレス 2025年3月19日 日本ではキャリア晩年に後楽園ホールでルイシト・エスピノサと戦っただけだったが、当時の私はよく覚えている。この身長178センチもある大きなバンタム級が辰吉丈一郎の標的王者になるかもと警戒していたからだ。当時48勝1敗2分という戦績でヒョロヒョロなのに勝率もKO率も高く、得体の知れない難敵と恐れていた。 メキシコはいつの時... プクー
メキシコ 長く老獪な道/(El Raton・The Mouse=ネズミ)ダニエル・サラゴサ 2025年3月16日 正直に言えば、地味でパワーや怖さのない年寄りだから、日本人が狙い撃ちしたような晩年のサラゴサだったが、経験値が違い、あまりに老獪すぎた。... プクー
メキシコ チワワでもライオン/(El León=ライオン)ダニエル・ポンセ・デ・レオン 2025年3月14日 軽量級に名選手の多いメキシコは最終的には日本人と絡む者もいれば最後まで絡まぬ者もいる。ダニエル・ポンセ・デ・レオンは後者、一度も日本人と戦ったことはなかったと記憶しているが、その存在は常に不気味だった。当時は異様に戦績がよくてKO率が高かった。見た目も倒しっぷりも怖かった。 しかし蓋を開けるとぎこちなく、遅く、戦慄のK... プクー
メキシコ マスター/ヒルベルト・ローマン 2025年3月13日 渡辺二郎に続いてヒルベルト・ローマン。本場アメリカではスーパーフライ級の最強は、ジョニー・タピア、その次にカオサイ・ギャラクシーというのが定説だが、マニアの間ではヒルベルト・ローマンを推す声もある。そしてローマンを支持すれば渡辺二郎が2番目になる。私はローマン派だ。... プクー
メキシコ ブラザーフッド/(ラフィ)ラファエル・マルケス 2025年3月12日 マルケスがバンタム級当時はIBFという事もあって日本人との対戦は夢でしかなく、もっぱらウィラポンが宿敵だったが、海の向こうではマーク・ジョンソンやティム・オースティンに勝って防衛を続けるラファエル・マルケス・・・本当はこっちの方が最強のバンタムなんじゃないかと畏怖していた。スーパーバンタムに来た時も、強すぎて、西岡はイ... プクー
メキシコ 栄光そしてこの胸の苦しみを/(エルマタドール)ヘスス・チャベス 2025年3月4日 フロイド・メイウェザーの原点、バレラやモラレス、パッキャオなど軽量級が熱く人気の時代に一人の個性的なメキシカンがいた。ヘスス・チャベス、小柄で色白な風貌から(チノ=中国人)と言われていた激しくも愛らしいファイターだったと記憶しているが、彼のニックネームは(エルマタドール)闘牛士、いや闘牛そのものなファイトスタイルで知ら... プクー
メキシコ 長身である前にメキシカンである/(エルパソ=峠)セサール・バサン 2025年3月4日 坂本博之とも戦ったセサール・バサンはどういう経緯かわからないが、それ以前に日本で4試合している。(帝拳プロモート)輸入ボクサーだったのだろうか、その他フランスでも4試合。和製デュラン、坂本博之が強打者なのかわからなくなるほど、不思議に巧く頑丈で、やはり世界は遠かった。... プクー
メキシコ スポットライトが眩しくて/(パンチート)フランシスコ・ボハド 2025年3月3日 あまりにも眩しい才能だった。誰もが未来のスターを信じて疑わなかった。同時期にプロになったミゲル・コットよりも人気も期待値も高かった。その輝きはどこか今のテオフィモ・ロペスやライアン・ガルシアを連想させるが熱狂とボクシングのインパクトはそれ以上だった。... プクー
メキシコ 永遠のサンタクロース/(El Mago 魔術師=東京三太)ミゲル・アンヘル・ゴンザレス 2025年3月2日 アベル・サンチェスの記事を書いたのも、ヨリボーイ・カンパスやホセ・ルイス・ロペスに寄り道したのも、全てはこの男について書きたかったから。何も見つけることができなかったが、ささやかな記事をみつけたので記録。「東京三太」彼は我々日本人にとってはハンサムなまさに(El Mago 魔術師)だった。... プクー
メキシコ 忘れられた伝説/(マエストロ)ホセ・ルイス・ロペス 2025年3月2日 ヨリボーイ・カンパスを紹介した際に出てきた、最強の「無冠の帝王」ホセ・ルイス・ロペス。実際は無冠ではないが彼の記録は第5代WBO世界ウェルター級王者(防衛0)たったこれだけだ。自分のためにもそんな彼の知られざる足跡を残しておくことにする。... プクー