サンダーVSライトニング、フィクション以上に劇的な試合となったこの名勝負、オールドファンには永遠のマスタークラシックだ。チャベスの連勝記録が遂にストップする瞬間。憶えている、決して忘れない。なぜあのような結末となったのか、そこには様々な伏線があった。...
プクー
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ボクシングで人生を学びました。
プクーの記事一覧
メルドリック・テーラー、残酷すぎる人生のハイライトを境にその輝きは重く冷たい闇に覆われた。「スーパーソニック」と言われた超速の天才の軌跡...
暗いテーマが続いたので明るいテーマを。けれど微笑みの国からきたこの男のニックネームはデスマスク。日本人の宿敵のはずが、結果的には日本人に愛され、尊敬される存在になった。それは彼の人格、ボクシングを超えた真摯な人間性によるものだ。...
意図せず悪童シリーズになってしまったが、フランシスコ・ボハドと言わずとも、もっとわかりやすい例にフェルナンド・バルガスがいた。テオフィモ・ロペスもライアン・ガルシアも、まさかボハドのようにはなりたくなかろう。世界王者になったとしても、流星の如く太く短いキャリアを築いたバルガスは先を急ぎ過ぎた。 バルガスになるのもデラホ...
フェリックス・トリニダードに関してはもっといい話題を取り上げたかったが、プエルトリコの英雄として賞賛する啓蒙的なものか、国債を買いまくって国が破綻し破産したという記事くらいしか探せなかった。あの素晴らしいファイトを記録する前に整理せねばならぬ問題がある。...
アフリカのガーナからやってきた「バズーカ」クオーティーはダークホースの立場から遂に人生最良の給料日を迎えた。しかしひたむきに勝利に向かって努力を重ねても、何かを微妙にはぐらかされる、純粋すぎる引き立て役にはさらなる罠が待ち受けていた。...
WBA世界ウェルター級チャンピオン、防衛7度。これがクオーティーの残した記録だが、記録以上に記憶に残る名王者だった。バズーカの名の通り、目にも止まらぬ硬質なジャブと破壊力のある右ストレートで心に訴える強烈なファイトを多数魅せた。ウェルター級王者という肩書が最高に似合う男だった。...
ずっとやりたかったアイク・クオーティーの登場です。 ジャブの怪獣、アイク・クーティーはどこからやってきてどこに行ったのか。 知らなかった事実も含め、オールドファンの皆様お楽しみください。...
リングの狂犬、ジョニー・タピアは悲惨で過酷すぎる人生の地獄に抗うため、破滅の道を進んだ。しかしリングの中だけは天国だった。リングだけが人生、ここでしか生きることができなかった。...
あまり人となりがわかる記事ではありませんが、生き証人のようなトレーナー、ケニー・アダムスのインタビューです。今はたしかWBSS決勝で井上尚弥と対戦するノニト・ドネアに頼まれてみているかとおもわれます。ノニトが今までで一番だみたいな事も言ってましたが・・・村田VSブラントの再戦で来日し、村田はブラントに勝てるようなコメン...
最高の才能が必ずしもプロで大成功するわけではない。数多くのボクサーを指導し、今はノニト・ドネアを教えるケニー・アダムスをして最高傑作といわしめた男はその才能の片りんを随所にみせながら、ビッグファイトには無縁のままグローブを吊るした。...
最近、ニュース的な事よりもボクサーを掘り下げた記事に関心が移っている気がする。読み物としてアクセスは低くても時間で消えるものではなく後に残るから。自分が読み返したいから。ハイテク、マトリクス、ロマチェンコの事を知りたかったが表面的なものしかみつけられませんでした。井上尚弥に似たところがある気がするのは気のせいか・・・...
金メダルは祝福であると同時に呪いでもある. 今、(アメリカン・ドリーム)デビッド・リードは新たな戦いに挑んでいる。...
「私は目が悪く・・・もう戦えません。ボクシングは好きです。子供の頃に・・・ボクシングが好きになりました。・・・しかし十分稼ぐことができませんでした・・・だから、今はボクシングとは何も関係がありません。」 孤独なリードの部屋にはボクシング雑誌や本も多くあるという。ボクシングに愛され、ボクシングに捨てられた男を救うのもまた...
メドウランズで、俺がロープにつかまったところで、ドーン。部屋全体が真っ暗になり、俺は1分間ロープの上に座っていた。その時、「チン」という鐘の音が聞こえた。俺は1分間そこに立って、自分のコーナーに戻った。コーナーは俺の目を見て、頭に氷を投げた。大丈夫かと聞かれたので、『ここはどこだ』と答えたよ。 奴はクソみたいなパンチが...
忘れられない、忘れてはならないボクサーを残すために記録する。既に記録した。しかし己のために改めて記録し直す。...
最短世界奪取、複数階級最速制覇・・・最短、最速そんな記録はいらない。これはキャリアを急ぐ日本のボクシング界、関係者に是非読んで欲しい記事だ。...
ランドールといえば、フリオ・セサール・チャベスに初めて土をつけた男という名誉だけがついてまわるが、キャリアを通して振り返ると、不遇、不運の王者だった。こんな地味な男が輝いてはいけない、何かの間違いだとばかりに再戦や不運なジャッジが付きまとった。...
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