個人が自由や未来を求めてはいけない国がある事実をどう捉えればいいのだろう。キューバの亡命戦士たちはそれぞれのストーリーを築きながら、いよいよキャリアの晩年を迎えている。彼らに続く若手はフィデル・カストロ亡き今も意外と少ない。オリンピックの金メダルを夢見て、キューバの青年たちは東京を目指しているのだろう。豊かな未来が来る...
プクー
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ボクシングで人生を学びました。
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もう一人の亡命者、エリスランディ・ララはスター渦巻く中量級の選手なので、金銭的には一番成功者といえるだろう。それでも守備的な判定勝ちはララにとっては勝利ではない。引き分けは敗北を意味する。...
その頃、私は多くの優れたバンタム級選手と対戦していましたが、山中が一番パンチが強かったです。自分がキャンバスに倒れても、山中のパンチはまだ深く届いていないと感じました。...
エリスランディ・ララ36歳、未だ現役バリバリで戦う彼は先日、体重超過のラモン・アルバレスを日頃の鬱憤を晴らすかのごとく圧倒した。 相手はラモン・アルバレスではなかった。ララはこんな男を相手にするレベルでもなかった。 不遇、焦り、苛立ち、ララは自分に対するやり場のない怒りをぶつけているようだった。そして体重すら守れず愚か...
ロナルド・ライトは生涯地味、玄人受けの選手だったが、キャリア晩年以外にほとんど負けがない。敗北も際どいものが多くKO負けは一度もない。特別幼い時期からボクシングを始めたわけではなさそうなのに、あの匠の技はどこから手に入れたのだろう。...
自分がボクシングをやるならこの男に学びたい。かつてこう書いた心の巨匠がロナルド(ウィンキー)ライトだ。彼が無残に打たれ、倒れるのをみた事がない。ディフェンスの達人として不人気で地味な立場に甘んじていたが、私には決して眠たいファイトスタイルではなかった。多くのレジェンドを紹介すると悲劇になることも多かったこのシリーズ、ロ...
ディエゴ・コラレスは長身で細身の身体から繰り出す強烈なパンチと、常にKOを狙う攻撃的なファイト・スタイルでとても人気があった。信じられないほど勇敢で接近戦での打ち合いを好んだ。...
現役ボクサーのファイトスタイルとしては、個人的にかなり好きな選手がドニー・ニエテスだ。匠のような滑らかなボクシング、体格、パワー以外どこに注文があろう?井岡一翔は永遠のライバルといえるくらい鏡のような好敵手、極上のファイトだった。ニエテスと日本人が戦った意義は深い。 技術や経験はピカイチでもそれで全てに勝てるかはわから...
軽量級に名選手の多いメキシコは最終的には日本人と絡む者もいれば最後まで絡まぬ者もいる。ダニエル・ポンセ・デ・レオンは後者、一度も日本人と戦ったことはなかったと記憶しているが、その存在は常に不気味だった。当時は異様に戦績がよくてKO率が高かった。見た目も倒しっぷりも怖かった。 しかし蓋を開けるとぎこちなく、遅く、戦慄のK...
もうすぐギジェルモ・リゴンドーとユリオルキス・ガンボアという2人の圧倒的に強く個性的なキューバボクサーのキャリアも終わるだろう。五輪2冠のロベイシ・ラミレスは契約だけが目当てだったかのような無気力な試合でデビュー戦で負けた。カストロがこの世を去ってもキューバのボクサーの状況は変わらないようだが誰かが彼らに続いて欲しいと...
コロボフは別の時代、別の状況であれば偉大なチャンピオンになっていたかもしれませんが、彼はあの夜、私と出会い、あのワンパンチがキャリアの流れを変えてしまいました。...
渾身の傑作(自己満足)ギジェルモ・リゴンドーに続いてガンボアをお届けします。リゴンドーより1歳下、今年でまもなく38歳になるガンボアは、出世を急ぎ、階級を駆け上がるように軽量級のスターになった。テレンス・クロフォードに敗れてから、年齢とダメージの影響か劣化が顕著となり、もう過去の人状態だった。クロフォードはこの試合をタ...
日本からやってきた亀田昭雄だね。素晴らしいボクサーパンチャーだったよ。サウスポーで背が高くてハートの強い男だった。彼のジャブが見えなかった。俺がノックアウトしたけど彼のボクシングが好きだ。素晴らしいボクサーだった。...
ウィルフレド・ベニテス(Wilfred Benitez、男性、1958年9月12日 - )は、プエルトリコの元プロボクサー。アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ。史上最年少(17歳6か月)で世界王座を獲得した、早熟の天才として知られる。スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級で3階級制覇を成し遂げた。...
私がボクシングにのめり込んでいた時に最も輝いていた若手が鬼塚勝也だった。素直に強い、モノが違うとおもった。日本の同階級では背も抜き出て高く大人と子供のような試合に映ることも多かった。しかし元々虚弱体質でリーチが短くボクサー向きな少年ではなかったという。後に本当の世界の厳しさを教えてくれることになった。...
井上尚弥という完全無欠のファイターの台頭以前に最も技術的に洗練されていた日本人ファイターが川島郭志だったと言ってもほとんど異論はないだろう。"アンタッチャブル"と言われたディフェンステクニックは芸術の域に達していたが、タッチされるのを極度に嫌ったゆえの高等技術でもあった。...
強盗に命を奪われ、突然この世を去ったバーノン・フォレスト。怪我や年齢など、フォレストのキャリアは晩年を迎えていたとおもうが、間違いなく、過小評価された普通ではない本格的な世界王者であり、もっと多くのビッグマッチ、ライバルとの試合が観たかった未完の大器だった。...
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