アメリカ 巨匠と共に永遠に/(ライツアウト)ジェームズ・トニー この記事は2009年時点のもので、まだトニーが現役時のものなので、彼のプロフィール的なものは書かれていませんでした。プロフィール的なものはWIKIを引用します。... プクー
アメリカ 勝者の痛み/(アイス)モンテル・グリフィン 当時浅はかなボクシングファンであった自分にとってのモンテル・グリフィンは、ロイ・ジョーンズ・ジュニアに初黒星をもたらした男ではあっても、ラッキー以外なにものでもなく、再戦であっさり負けた弱い男という認識だったが、ロイ・ジョーンズ・ジュニアに挑戦すること自体がトップクラスでなければ叶うものではなく、その他のキャリアをあっ... プクー
アメリカ The Warrior(戦士)リアル・ディール/イベンダー・ホリフィールド 私はただ、評判に負けるわけにはいかないと思っただけです。私の母は、『チャンピオンになるには、チャンピオンを倒さなければならない』と言っていた。評判なんかに負けるなとね。... プクー
アメリカ 未知との遭遇/(Superman RJ)ロイ・ジョーンズ・ジュニア 「こんなのかつて見たことがない」これが我々の印象であり、ジョーンズ自身の誇りでもあったようだ。こんなファイターが現れたら驚愕と共に、絶望しか感じない。当たり前だが、日本と最も疎遠な世界に生きた超人だった。人間じゃなかった。ボクシング史上屈指の身体能力の持ち主と評される「スタイルがないのがスタイル」と言われた天才だ。... プクー
アメリカ 軽んじられた8番目の男/(スウィート)レジー・ジョンソン ジョン・デビッド・ジャクソンに続き、トニーに負けた、ロイに負けた、その相手くらいにしか記憶にないレジー・ジョンソンでしたが時代のベストに遜色ない実力者でした。 ミドル級とライトヘビー級を制した男はみな殿堂入りしている。カネロがコバレフに勝てば9人目。殿堂入り確実だろう。しかしレジー・ジョンソンはどうだろうか、読めば殿堂... プクー
アメリカ 陰陽師/(アクション)ジョン・デビッド・ジャクソン 決して遠い過去の選手ではなくリアルタイムに存在した選手だが、あまり記憶にないのは試合を観る機会が少なかったからだ。30戦以上無敗で安定王者に君臨してはいたものの、なぜか情報が少なくあまりきちんと観たことがなかったのはバディ・マクガートと同じだ。 そういう日陰の天才、脚光を浴びることができなかった存在の方がいい指導者にな... プクー
アメリカ 春の日は過ぎゆく/(キッド・ダイナマイト)ダニー・ロメロ ダニー・ロメロ、悪童ぶりが目立つジョニー・タピアに比べてハンサムなエリート、アイドルな側面が目立ちましたがスタイルはロメロがハードパンチャーでタピアがスマートでした。ホンモノの強さでした。どうしても見た目や性格などでファイターはキャラ設定されてしまい、タピアに比べればブレイクしなかった印象もありますが 45勝38KO5... プクー
アメリカ ハッピーエンドは振り向かない/(孤独な猛獣)アーロン・プライヤー スーパーライト級こそ最激戦区という持論だが、この男がいたならばケリはついているだろう。階級もわけもわからず見ていた時代のファイターだが、レナードよりもタイソンよりも一番強いと感じたのが彼だ。しかし、祝福されたレナードと違い、アーロンはアローン(孤独)だった。ハッピーエンドはなかった。... プクー
アメリカ 小さなマービン・ハグラー/(トゥーシャープ)マーク・ジョンソン 知っている人は少ないだろうが、米国黒人軽量級でめちゃ強かった人です。日本人との絡みはありません。同時に軽量級で米国黒人という不遇がついてまわったレジェンドでありました。... プクー
アメリカ The MayVinci Code=メイウェザーの暗号/The Ghost(幽霊)ロバート・ゲレーロ 見た目だけでは計り知れない奥の深さがあるのがボクシングの面白いところで、4階級を制したロバート・ゲレーロはフェザー級から始まり、どの階級においても決して一流の王者にもハードパンチャーにもみえなかったが、どんどん不可能を可能にしていった。その不思議こそがまるでThe Ghost(幽霊)のようだった。 ゲレーロの想い出の選... プクー
アメリカ 金色小惑星/(ゴールデン・ボーイ)オスカー・デ・ラ・ホーヤ こちらもメイウェザーの記事と同じで、デ・ラ・ホーヤのバイオグラフィー的なものではありません。過去のライバルに触れたインタビューのみ、見つけたので紹介したかったのです。メイウェザーのようにそれは全て俺さみたいな事にはなっていないのでご安心を・・・... プクー
アメリカ ライト級の怪物/(シュガー)シェーン・モズリー モズリーを総括するような記事を期待していたら御免なさい。ほんの一面にしか触れていません。 モズリーには「Best I Faced」もあるけれど、それはいつかにとっておこう。私が好きなシェーン・モズリーとは少し時代が違うから。デラホーヤやフェルナンド・バルガスに勝ち、大きなスーパースターにさえ、速いし強いしおまけに鉄のア... プクー
アメリカ 南カリフォルニアの風/ラファエル・ルエラス/ガブリエル・ルエラス 今日のボクシング界には兄弟のペアがよく見られる。スピンクス兄弟、ピーターソン兄弟、チャーロ兄弟、マグダレノ兄弟、そしてボクシング史上最も偉大なペアはクリチコ兄弟だろう。その背後に隠れて成功したペアにラファエルとガブリエル兄弟がいたのをご存知だろうか。... プクー
アメリカ トンネル・ビジョン/(マジックマン)アントニオ・ターバー たまたま、前記事のメイウェザーのコメントで、どなたかがトンネル・ビジョンという言葉を紹介していたが、ターバーの話にも出てきた。 実はそんなにターバーの事をじっくり見たわけではないが、ロイ・ジョーンズJrをはじめて倒した男であり(モンテル・グリフィンのは失格)ハマれば強いというか、サウスポーのパンチャーとしてとてもやりに... プクー
アメリカ 秘密・孤独な使徒/S.O.G.(神の子)アンドレ・ウォードVol.4(最終章) アンドレ・ウォードの物語は彼が言う通り「無一文から成り上がった男、スラムから這い上がった子供みたいなありふれたストーリー」ではなく、簡単に感動、共鳴できるものではなかった。しかし、彼が戦ってきた本当の敵、抗ってきたものが何であるのか、大変興味深く、とても大事な記録だった。... プクー
アメリカ pickup いつも心に太陽を/エマニュエル・オーガスツ たまに読むと明るくなれるから再アップ。メイウェザーは彼が一番難敵だったと褒めたたえているんですね。 今日は開き直って誰も知らないシリーズ。最後まで読めばきっと明るくなれる、勇気をもらえる、そんな素晴らしいストーリー。いつも陽気でポジティブな名脇役のゲートキーパーがいるからこそボクシングは魅力的であり続ける。... プクー
アメリカ 秘密・孤独な使徒/S.O.G.(神の子)アンドレ・ウォードVol.3 「私は両親の事や彼らの苦労について話したことがありません。いつも彼らの名前や彼らが誰であるのか守りたかった。私の物語を、無一文から成り上がった男、スラムから這い上がった子供みたいなありふれた決まり文句に還元したくなかった。」 なぜウォードは過去を閉ざしてきたのだろうか・・・ 信仰 その夜、オラクルアリーナでウォードは友... プクー
アメリカ 秘密・孤独な使徒/S.O.G.(神の子)アンドレ・ウォードVol.2 S.O.G.(神の子)アンドレ・ウォードを知ることは、バーナード・ホプキンスと同じくらい奥が深く難解な事だが、それがすなわちボクシングを知ることであり人間を知ることにもつながる。本質・核心が潜んでいる。... プクー