男にとって幸せとは、好きな仕事とそれに見合った給料があること。そして愛すべき家族がいること。私は日本を愛しています。どうか私のことを覚えていてください。...
プクー
「ボクシング動画配信局」https://box-p4p.comの管理人です。
ボクシングで人生を学びました。
プクーの記事一覧
ウンベルト・ゴンザレスとマイケル・カルバハルこそが正しくミリオンダラーベイビーであり、軽量級ではじめて100万ドルを超えるファイトマネーとなったビッグネームだ。王者になる前から無冠の帝王と言われ、その名に恥じぬ通りアジア最強であった張正九もあっさり下し、この階級もアジアを超えていくのかと無力感に襲われた。...
マルコス・マイダナは10年代前半にジュニア・ウェルター級とウェルター級で世界タイトルを獲得した。最後の試合で、このアルゼンチン人のファンフレンドリーなスタイルは、フロイド・メイウェザー・ジュニアに最も困難な挑戦の一つを与えた。...
かつて読んで見逃していたのは、メイウェザーへの評価が高すぎつまらなかったから。初戦はカスティージョが勝っていたといえるほどの試合を演じたのに、あまりにメイウェザーを評価しすぎじゃないかと。その後、ホエル・カサマヨールがカスティージョの戦術面を高評価していたり、コメントで「坂本がいいところなく敗れたバサンを一方的に下した...
代役のアップセット、ジョシュアに勝ったアンディ・ルイスの話題が熱いですが、もっと強烈なのがありました。Lehlohonolo Ledwaba、どう読むのかわからないので、日本ではリーロ・レジャバなんて言われていましたが、ジョー小泉氏が絶賛しており、特に何かに秀でたファイターではなかったがバランスがよく柔軟でしなやかで伸...
かなりマニアックな選出。ギジェルモ・リコンドーのルーツともいえる匠のキューバンだが、プロで階級を上げたのが幸いし、後に続くリコンドーよりはライバルに恵まれた。でも応援してくれるファンはいつも少なかっただろう。フライ級の金メダリストだったユリオルキス・ガンボアもプロでやっていくために増量しただけなのかもしれない。...
メキシコ初の5階級制覇(暫定を除けば4階級)を成し遂げた男をご存知だろうか、遠い過去の偉大なレジェンド達ではなく、あの、身近な存在のようでいて、決して日本人と交わることのなかった小さなやんちゃ坊主、ホルヘ・アルセ。最後は6階級制覇へのチャレンジまでした激闘王のTravieso(トラビエソ、やんちゃ坊主)...
ウィリアム・ジョッピー、日本人初のミドル級王者、竹原慎二からベルトを奪い、引退に追い込んだ因縁の王者だが、憎きとか悪い印象は全くない。やはりミドル級の王座はすごいんだなと感じただけだ。そんなジョッピーが竹原の事を振り返っています。 あの試合を最後に引退した竹原と対照的に、2度の王座獲得を含め、長くしぶとく活躍することに...
ガマチェを破壊したナザロフの残忍なファイトは、アメリカを震撼させ、ビッグネームはみんな逃げてしまった。...
トレーナーが教えてくれたのは、困難に直面したときにそれを受け止められる者だけが、本当にビッグになれるということだった。僕とトレーナーのモットーは、We don’t know pain(痛みを知らない)です。...
世界王者が遥かに遠い存在だった頃、日本人との対戦、来日も厭わず戦ってくれた王者の一人がファン・マルチン・コッジだった。しかし日本屈指のハードパンチャーとは異質な強打、鞭のようにしなるその豪打はホンモノの世界を感じさせた。やはり世界は遠いままだった。...
本場アメリカはアマチュアキャリアがないとプロになれないという話だが、世界はそんなエリートばかりじゃない。ボクシングに対する情熱も、憧れのヒーローもいなかった。貧困を脱出する手段はこれしかない、これに集中していれば嫌な事は忘れられるからと必死に没頭してきた少年はやがて金メダリストを打ち破った。...
ブルースリーの師匠が「イップマン」なら、ナシーム・ハメドの師匠がこの「ヘロール・グラハム」だ。ハメド、ネルソン、ウィッター、ブルック、ハスキンス、バーネット、ジョシュ・ケリー・・・彼らに通じる、スタイリッシュでトリッキーなイギリス流、ブレンダン・イングルイズムの元祖といえるのがこのヘロール・グラハムだ。 彼こそ、まさし...
ナシーム・ハメドストーリーの壮大なる名脇役に甘んじてしまったケビン・ケリーだが、ボクシングの歴史の中で、こういう立場を演じる男は必ずいる。今でいうとゲイリー・ラッセルJrのような存在か。リスキーで誰も相手にしてくれず、かといって大きな相手に挑むも跳ね返され、やがてピークを過ぎると次世代のスターの踏み台と化していく・・・...
それは今でも私を悩ませています。今でも思い出しますし、やり直したいと思っています。...
正直に言うとマリナッジのファイトをそんなに熱心に観たことはない。どうせ冗長な判定になるしノックアウトのカタルシスに欠ける・・・ハメドの記事で登場した純朴な青年マリナッジ、屈強なファイターに混じり独自の個性で時代を作ったカリスマ、ご意見番としてのマリナッジに敬意を表し、読み進めつつそのまま記事にしてみることにした。あのフ...
神の子、ハメド、遂に最終章です。書く前は我々にとっては印象深いアメリカデビュー後の活躍、オギー・サンチェス戦の戦慄のノックアウトや、まさかのバレラのハメド攻略こそがハイライトなのかとおもっていましたが、人生は弓矢の弧のごとく、終わってみればケビン・ケリーとの闘い、アメリカデビューこそがハイライトだったのかもしれません。...
続きを知らず書きながら熱くなってしまいました、このシリーズもいよいよ佳境・・・ ハメドVSケリーのフェザー級の夢の対決は出来過ぎた映画のようなドラマチックな展開を迎える。 素人の少年ポール・マリナッジの人生をも導いて・・・...
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