ウィテカーの急逝を受けて、多くの偉大なボクサーからの追悼メッセージをみかけましたが、ここではそのカウンターパートとして、ウィテカーも高く評価していたバディ・マクガートを紹介し彼とウィテカーの偉大さを再確認したい。 みんなバディと呼ぶが、本名はジェームス・ウォルター・マクガートであり、Buddyはニックネームだ。そして、...
プクー
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ボクシングで人生を学びました。
プクーの記事一覧
昨晩、”スイートピー”パーネル・ウィテカーが交通事故で亡くなったという訃報を聞いた。 55歳、速すぎる死・・・まさか、あのウィテカーが・・・きっと彼のボクシングのように車の往来をあの素早いフットワークとディフェンステクニックでかわそうとしたのではないかと不謹慎にも想像してしまった。 ディフェンスの天才とはウィテカーの事...
いつかは新しいスターが現れ、私を乗り越えていくだろうと意識していた。日本の怪物には驚かされたよ。誰もが承知のように、彼のポテンシャルは高く、打撃にパワーがあった。彼の爆発力、パンチの強さには驚かされました。何年もかけて、彼がパウンド・フォー・パウンドで最高の選手の一人であることをみんなが認めるように、私も認める。...
名前だけは知っている。モハメド・アリが世界王者に、ヒーローになった時の相手として。 しかしそこには暗く、虚しく悲しい秘話、真実があったのだ。 ニュアンス訳ですが是非読んでみてください。 ボクシングは国を、時代を、文化を写す鏡であることがわかる内容です。...
そして最後にユーバンク、私の自己満足もこれにて終了。ナイジェル・ベンのような狂犬を倒し出てきたのはユニークな顔をした得体のしれないファイターだった。当時は意味がわからなかったが、ベンにない個性と特徴を備えた名王者だった。ボクシングというのは本当に奥が深い。...
怖くて観れない試合がある。ナイジェル・ベンVSジェラルド・マクラレン。 ジェラルド・マクラレンは恐らく史上最高のパンチャーで今のゴロフキン以上だろう。狂犬のようなベンが牙をむき、マクラレンは障害者となってしまったが、あまりに壮絶な試合で今ならベンのレフリーストップ負け、あるいは反則負けだろう。なぜレフリーは試合を止めな...
ミドル級の英国2代巨頭、ナイジェル・ベンとクリス・ユーバンクの時代を終わらせたのは一人のアイリッシュだった。彼らを倒した勢いそのままに7度の防衛に成功し勝ったまま引退した。そこにはファイターにしかわからない、ファイターゆえの挫折と学び、理由があった。...
1980~1990年代の怖い時代のミドル級、これまた日の当たるビッグ4(デュラン、ハーンズ、ハグラー、レナード)の裏舞台を温めた日陰の存在だが、キャリアをみるとすさまじく、その映像をみても驚きだ。当時こんなアフリカンがいたのだと。特にジャブ、カランベイこそ、アイク・クオーティーに連なるアフリカンジャバーの神様ではないか...
ボディスナッチャーとは本来「屍体泥棒」を指す意味らしい。しかしこのニックネームは永遠に彼だけのものだ。ビッグ4(デュラン、ハーンズ、ハグラー、レナード)が大活躍、人々の関心と熱狂の中心であった時代に避けられ続けていた匠がいた。静かに、誰よりも長く現役を続け、3階級を制しその名を刻んだ。...
聖バレンタインデーの虐殺、スリラー・イン・マニラ、モントリオールの乱闘、それらの歴史を作った偉人には共通の特徴がある。熱き心、願望、強い意志・・・それらをどんなに足しても、元2度の世界挑戦者、マイケル・ワトソンの24年間の戦いには及ばない。...
想い出のボクサーを回顧するのもいいが、いままであまり知らなかったボクサーを振り返り、その歴史と事実に驚愕するのも感慨深い。そんなボクサーを一人見つけてしまいましたがそれは後日紹介するとして、永遠の天才、サルバドール・サンチェスについて、日本人の方が書いた記事ですが、そのサイトが消えてなくなりそうなものだったので抜粋とい...
日本にもやってきた米国の本格的黒人王者。やっぱりスリックでスキルフルでパンチを食わない。当たったようで当たらない。難攻不落、偉大なファイターだったが、彼のようなスタイルの応用、発展、少しの違いがシェーン・モズリーでありフロイド・メイウェザーでありその他多くのアジリティの高い黒人スタイルの特徴なのだろう。村田諒太も伊藤雅...
いつものレジェンドインタビューはないが、残すべきものは残しておく。ボクシングの歴史の中では何年、何十年かに一度は”モンスター”が現れる。日本しか選択肢がなかった、日本に来たから成功できた。しかしその才能はそんなものではなかった。...
ボクシング人気が最も熱い、ヒスパニック系アメリカ人として、オリンピックメダリストの勲章と、クールで愛らしい風貌、シャープで好戦的なファイトスタイル、良きライバルに恵まれて、マイケル・カルバハルはライトフライ級だけで最初の100万ドルファイターになった。 ”小さな石の拳”はパンチこそロベルト・デュランのように強かったが、...
ロマン・ゴンザレス、ドニー・ニエテス、ミニマムから4階級を制した偉大なファイターの名前に井岡一翔が加わった。しかし彼らの前にもう一人、日本人は決して忘れることのできぬ、小さなライオンがいた。 日本が育てた、生んだといっても過言ではない、出来過ぎた4階級王者だった。...
昔、日本の名護明彦が、練習仲間のバスケスの方がパッキャオよりもパンチが強いと言っていた気がする。男らしい殴り合いを得意とするメキシコの傑作スーパーバンタムの一人、激闘王という名にもっともふさわしい試合を演じてきた。身長は今の井上尚弥と同じくらい。当時、このバスケスと激闘、殴り合いができた日本人はいただろうか、いやいなか...
今回はロマチェンコもビックリ!とびきりのファイターが出てきます。 ボクサーではなく世界的名トレーナーの回顧録です。偉大なボクサーを語る、回想する時、ボクサー本人よりもトレーナーの視点、視線の方が客観的で冷静で正確です。世界トップのプロアマ両方のトレーナーをしてきたペドロ・ディアスが語るボクサー達を全員知っているのであれ...
日本人にもお馴染みのと書いて、相手をしたのは日本人ではなくユーリだけだったのだな。(最後の余計な試合を除いて)そしてこんなに短く駆け抜けた王者であったのだ。ユーリだから勝てたのであって他の日本人には無理だったであろう。バンザイ王子というのは私がつけたニックネームです。...
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