天才とは努力する才能である/ファイティング原田(本名 原田政彦)

ファイティング原田、リアルタイムでは知らないのだが、この偉人を振返り、次世代のバンタム級を継ぐ日本人を見届けなければなるまい。 続きを読む

ナチュラル・ボーン・クラッシャー/Krusher(破壊者)セルゲイ・コバレフ Vol.2

セルゲイ・コバレフのまだ誰にも話していない物語。それは、奇跡であり、偶然であり、必然なのかもしれない。少し出来の悪い映画のようなストーリーなのだった。 続きを読む

ナチュラル・ボーン・クラッシャー/Krusher(破壊者)セルゲイ・コバレフ Vol.1

11月2日に人生最良の給料日を迎える、(クラッシャー)セルゲイ・コバレフ。今の彼がどういう状況であれ、人生最大のピンチ、引退の危機を乗り越え掴んだ大きな財布。それはコバレフが真の実力者だからだ。しかし… 続きを読む

ドワーフジャイアント最後の花火/The Wolf(狼)ワンヒン・ミナヨーティン

いったい日本人の何人が彼の前で敗れ去っただろうか、借りは返さなければならない。 小さな巨人は引退へのカウントダウンに向けて、空を飛び、日本にもやってくるつもりだ。 続きを読む

The MayVinci Code=メイウェザーの暗号/The Ghost(幽霊)ロバート・ゲレーロ

見た目だけでは計り知れない奥の深さがあるのがボクシングの面白いところで、4階級を制したロバート・ゲレーロはフェザー級から始まり、どの階級においても決して一流の王者にもハードパンチャーにもみえなかったが… 続きを読む

Welcome back/(イーストロンドンの鷲)ウェルカム・ニシタVol.2

南アフリカのボクサーの歴史をきちんと知らないが、ブライアン・ミッチェルというジュニアライト級(スーパーフェザー級)の名王者がいたが彼は白人だった。黒人の世界王者としての先駆者がウェルカム・ニシタと言っ… 続きを読む

Welcome back/(イーストロンドンの鷲)ウェルカム・ニシタVol.1

南アフリカのスーパーバンタム級ビッグ3、最初に歴史のドアをこじあけた先駆者が、The Hawk(鷲)ウェルカム・ニシタだ。なんでウェルカムなんだろう?後の2人、ブヤニ・ブングとレーロホノロ・レドワバの… 続きを読む

クリミアのロードウォリアー/オレクサンドル・ウシク

ウクライナボクシングの強さの秘訣、それは豚の脂肪です。私たちは豚の脂肪をたくさん食べます。キューバのような厳格なアマチュアプログラムを持っているような国ではそんなものは禁止されているでしょう。でも、も… 続きを読む

金色小惑星/(ゴールデン・ボーイ)オスカー・デ・ラ・ホーヤ

こちらもメイウェザーの記事と同じで、デ・ラ・ホーヤのバイオグラフィー的なものではありません。過去のライバルに触れたインタビューのみ、見つけたので紹介したかったのです。メイウェザーのようにそれは全て俺さ… 続きを読む

ライト級の怪物/(シュガー)シェーン・モズリー

モズリーを総括するような記事を期待していたら御免なさい。ほんの一面にしか触れていません。 モズリーには「Best I Faced」もあるけれど、それはいつかにとっておこう。私が好きなシェーン・モズリー… 続きを読む

南カリフォルニアの風/ラファエル・ルエラス/ガブリエル・ルエラス

今日のボクシング界には兄弟のペアがよく見られる。スピンクス兄弟、ピーターソン兄弟、チャーロ兄弟、マグダレノ兄弟、そしてボクシング史上最も偉大なペアはクリチコ兄弟だろう。その背後に隠れて成功したペアにラ… 続きを読む

トンネル・ビジョン/(マジックマン)アントニオ・ターバー

たまたま、前記事のメイウェザーのコメントで、どなたかがトンネル・ビジョンという言葉を紹介していたが、ターバーの話にも出てきた。 実はそんなにターバーの事をじっくり見たわけではないが、ロイ・ジョーンズJ… 続きを読む

It comes with the territory. ~それも仕事のうち~/フロイド・メイウェザーJr

レジェンド記事を書いていて、いつかは取り組まねばならぬ選手が彼であり、フリオ・セサール・チャベスなどもそうだが、今は気が進まない。覚悟が必要だから。特にメイウェザーの場合は偉大だが好みといえる選手では… 続きを読む

峠を越えてなお/アルツール・ベテルビエフ Vol.2

たまたまみつけたアーサー・ベテルビエフの独占記事は2017年のもので、エンリコ・コーリング戦を直前に控えたものでした。今は既に王者となり防衛も2度クリアした状態なので、そのあたりの内容は省きました。コ… 続きを読む

峠を越えてなお/アルツール・ベテルビエフ Vol.1

来月、遂に念願の統一戦に向かう、アーサー・ベテルビエフについて書きます。この記事は2017年のもので、その時こそが肉体のピークであり本当に勝負したかったタイミングだったようだ。やっと辿り着いたビッグマ… 続きを読む