最短世界奪取、複数階級最速制覇・・・最短、最速そんな記録はいらない。これはキャリアを急ぐ日本のボクシング界、関係者に是非読んで欲しい記事だ。 続きを読む
ランドールといえば、フリオ・セサール・チャベスに初めて土をつけた男という名誉だけがついてまわるが、キャリアを通して振り返ると、不遇、不運の王者だった。こんな地味な男が輝いてはいけない、何かの間違いだと… 続きを読む
そして最終章。ギジェルモ・リゴンドー来月39歳の旅はまだ続く。まだ終われない。やり残した仕事があるのだ。彼の長い航海を巡る灰色の海の向こうに岸は見えない。 続きを読む
前回書いたキューバの最高傑作、エクトール・ビネントは悲劇の物語だが、カサマヨールとともに亡命したもう一人の男がいた。ビネントとは同郷でライバルだったその男はビネントには勝てず補欠のような存在だったが、… 続きを読む
プロボクシングはファイターを闘鶏や闘犬のように扱うダーティービジネスだ。 これが、フィデル・カストロ時代から続くキューバのプロボクシングに対する観念だ。 キューバ出身の世界的名トレーナーペドロ・ディア… 続きを読む
幻のIBF世界王者、新垣諭とは何だったのか、彼を踏み台に世界に飛躍したオージーは伝説の男だった。モノが違った。ジェフ・フェネック、アマチュアエリートではあってもこういう選手が極めてプロ向きといえ、階級… 続きを読む
オーバ・カーやコンスタンチン・ジューを書く際に登場した人物、そんな名前の選手いたなぁという程度でしたが、ルックス、出身がとても個性的で魅力的なので残しておきます。バージン諸島はジュリアン・ジャクソンだ… 続きを読む
今ボクシング界で最激戦区はスーパーライト級だとおもう。才能の宝庫である。しかしコンスタンチン・ジューのように圧倒的に突き抜けてこのベルトが似合うものは一人もいない。そんなジューの記憶を少しだけ・・・ 続きを読む
日本では名前がユニークなので覚えている人も多いだろう。マニアには無冠の帝王と言われたオーバ・カーはデトロイトのクロンクジム、エマニュエル・スチュワードのファイターとして、ハーンズやマクローリー、カリー… 続きを読む
ボクシング、特に層の厚い中量級、重量級はトップアマの下地がないとプロで通用しない時代になったが、こういう傍若無人でクレイジーな男もいないと楽しくない。エリートの出世を阻む数々のケンカ、破壊の悪役っぷり… 続きを読む
バンタムのレジェンドを連載したが、私の観戦歴だとマイ「黄金のバンタム」はノニト・ドネアになるのだが、そんなに長い在位ではなかった。あっという間に階級を駆け抜けていった。しかし防衛記録ではなくその圧倒感… 続きを読む
サンドバル繋がりで出てきた名王者、ジェフ・チャンドラーの事も紹介しておきます。日本人としてはこちらの方がなじみがある選手かとおもいます。ボクシングとは時の運、村田英次郎もルペ・ピントールやチャンドラー… 続きを読む
「黄金のバンタム」はエデル・ジョフレに与えられた称号だが、時代、主観によってファンそれぞれの「黄金のバンタム」がいる。ルーベン・オリバレス、カルロス・サラテ、ジェフ・チャンドラー、オーランド・カニザレ… 続きを読む
屋根があり、冷蔵庫に食べ物もある、ちゃんとした車にも乗っている。ボクシングで多くのお金を稼ぐことはできなかったが、お金のためにスポーツをするのであれば、間違ったスポーツをしていることになる。私はボクシ… 続きを読む
トニー・アヤラ繋がりでポーリー・アヤラを読んでみたら、兄弟ではない、恐らく親戚でもないのではないか、そのくらい、厳格で聡明な男でした。これを読むと辰吉はラッキーだった。あのキャリアで勝てる相手ではなか… 続きを読む